<プロボクシング:ダブル世界戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪
ミドル級は前王者で同級4位の村田諒太(帝拳)が王者ロブ・ブラント(米国)と約9カ月ぶりの再戦で2回2分34秒、TKO勝ちで王座復帰を果たした。拳四朗(BMB)は挑戦者で同級1位のジョナサン・タコニン(フィリピン)を4回TKOで下し6度目の防衛に成功。
◆WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦
村田諒太 | ○ | 2回 TKO | ● | ブラント |
◆村田諒太の話 練習した通りのことができてよかった。チーム帝拳は最高です。バテて3ラウンドから崩れるところも見たかったでしょ。そうならなくて良かった
◆WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦
拳四朗 | ○ | 4回 TKO | ● | タコニン |
◆拳四朗の話 きれいに倒せて本当に良かった。練習通りだった。意識せず、流れで倒せたという感じ。経験としてまた一つ成長できた。(相手は)捨て身できていた
【4回】流れをつかんだ拳四朗。50秒過ぎにドンピシャのタイミングで放った右ストレートのカウンターがタコニンの顔面をとらえる。崩れ落ちるタコニンの顔面に返しの左フックもヒット。力なくダウンするタコニン。1度は立ち上がるがレフェリーが試合をストップ。4回TKOで6度目の防衛に成功
【3回】タコニンの前進を見切るように拳四朗が攻勢。上下に打ち分け連打がヒット。残り1分30秒でタコニンが額近くから出血。レフェリーが試合を中断させる。再開後も拳四朗が主導権をつかむ
【2回】拳四朗のジャブを食らいながら突進してくるタコニン。1分過ぎにタコニンが顔面に右フックを繰り出すが、拳四朗がしっかりガード。逆に右アッパーがタコニンのあごをとらえる
【1回】互いに距離感をつかむようにジャブを繰り出す出だし。1分過ぎにタコニンが距離を詰めて左右のボディーを振り回す。その後もタコニンが強引に前に出るが、拳四朗も落ち着いてジャブを多用し対応
2019-07-12 12:39:00Z
https://www.nikkansports.com/battle/news/201907090000039.html
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