WBA世界ミドル級4位村田諒太(33=帝拳)が同級王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦する。米ラスベガスで行われた昨年10月の初戦は0-3の大差判定で敗れている。

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)はV6をかけて同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)と対戦。

大一番に臨む村田諒太プロ人生の歩み/写真特集


◆WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦

ボクシング前WBA世界ミドル級王者で同級3位の村田諒太(33=帝拳)は、同級王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦で王座奪回を狙う。


村田諒太
ブラント

【1回】


◆WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦

王者拳四朗(27=BMB)が、挑戦者の同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を4回TKOで下し、6度目の防衛に成功した。


拳四朗4回
TKO
タコニン

【4回】流れをつかんだ拳四朗。50秒過ぎにドンピシャのタイミングで放った右ストレートのカウンターがタコニンの顔面をとらえる。崩れ落ちるタコニンの顔面に返しの左フックもヒット。力なくダウンするタコニン。1度は立ち上がるがレフェリーが試合をストップ。4回TKOで6度目の防衛に成功

タコリン(後方)にTKO勝ちした拳四朗(撮影・加藤哉)
タコリン(後方)にTKO勝ちした拳四朗(撮影・加藤哉)
拳四朗対タコリン 4回、タコリンにTKO勝ちし笑顔で両手を広げる拳四朗(撮影・加藤哉)
拳四朗対タコリン 4回、タコリンにTKO勝ちし笑顔で両手を広げる拳四朗(撮影・加藤哉)

【3回】タコニンの前進を見切るように拳四朗が攻勢。上下に打ち分け連打がヒット。残り1分30秒でタコニンが額近くから出血。レフェリーが試合を中断させる。再開後も拳四朗が主導権をつかむ

【2回】拳四朗のジャブを食らいながら突進してくるタコニン。1分過ぎにタコニンが顔面に右フックを繰り出すが、拳四朗がしっかりガード。逆に右アッパーがタコニンのあごをとらえる

【1回】互いに距離感をつかむようにジャブを繰り出す出だし。1分過ぎにタコニンが距離を詰めて左右のボディーを振り回す。その後もタコニンが強引に前に出るが、拳四朗も落ち着いてジャブを多用し対応

ジョナサン・タコニン対拳四朗 1回、タコニン(左)に右ストレートを見舞う拳四朗(撮影・上田博志)
ジョナサン・タコニン対拳四朗 1回、タコニン(左)に右ストレートを見舞う拳四朗(撮影・上田博志)