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キムタク信長で注目「織田ちん」に限定バージョン 岐阜善光寺が製作、1日から販売 - 岐阜新聞

 岐阜市伊奈波通の岐阜善光寺は、2022年秋に交流サイト(SNS)で話題になったポチ袋「織田ちん」の限定バージョンを作った。有志でつくる「岐阜善光寺厄除(よ)け金平糖実行委員会」が来年1月1日から、同寺の近くで販売する。

 ポチ袋は22年秋の「ぎふ信長まつり」で騎馬武者行列の織田信長役を務めた俳優木村拓哉さんが自身のインスタグラムに紹介したことで、注目を集めた。「お駄賃」をもじっている。

 同寺によると、戦国武将・武田信玄が信州(長野県)の善光寺から本尊の善光寺如来を甲斐(山梨県)に移し、信玄の死後、信長が岐阜に迎えたことが同寺の起源とされる。その後、信長の嫡孫の秀信が稲葉善光寺堂を建立し、分身を祭った。

 岐阜善光寺では由来を広く知ってもらいたいと考えていたところ、同寺を支える「善光寺サポーターズ」の1人がポチ袋を製造する「シイング」(美濃市)に勤務している縁で実現した。

 ポチ袋の表には馬にまたがって善光寺如来を運ぶ信長、裏には同寺の愛らしいイラストが描かれている。5枚入り300円。販売日は1月1、2、3、4、6、7日と2月3日。数量限定。1日は午前8時から販売する。

 松枝秀乗住職は「良いご縁に恵まれるアイテムとして使ってほしい」と話している。

 問い合わせは同寺、電話058(263)8320。

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