<カブス4-3パイレーツ>◇12日(日本時間13日)◇リグリーフィールド
カブスのダルビッシュ有投手(32)がパイレーツ戦に先発し、6回2安打無失点1四球8奪三振の快投を演じながら、勝敗は付かなかった。
ダルビッシュが5回1死までパーフェクトに封じたのに対し、パイレーツの先発アーチャーも快調で6回まで1安打無失点。両先発右腕の息詰まる投げ合いが続いた。ダルビッシュは2017年9月13日以来2シーズンぶりとなる無失点投球を披露したが、本拠地初勝利、4月27日以来となる3勝目はまたしてもお預けとなった。
1回は2三振などで3者凡退。快調なスタートを切った。
2回も2三振を含む3者凡退。
3回も二飛、右直、空振り三振と3者凡退。
4回は、2者連続空振り三振と右飛で3者凡退。
5回1死からカブレラに初の走者となる中前打を許したものの、後続を凡退に仕留め、無失点に封じた。
6回無死から左前打。さらに2死二塁から初めて四球を与えたものの、3番マルテを遊ゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。
両軍無得点で迎えたその裏の打席で、代打を送られた。
球数は94球。
最速は97マイル(約156キロ)。
防御率は4・72。
試合は、3-3の同点で迎えた8回、カブスが1点を勝ち越し、後半戦を白星スタートで飾った。
試合後のダルビッシュは、白星から遠ざかっていることについて「もういいでしょう、野球だから。逆に僕と同じくらいの防御率で10勝くらいしちゃう時もあるわけだし、それはもう野球の難しさというか、勝つことの難しさだと思います」と苦笑交じりに話した。
その一方で、投球の質について「結果がやっと付いてきたかな」と話し、後半戦へ向けて「楽しみですし、チームのためにもなりたい。その前に、毎日体調管理をしっかりやっていかなきゃと思います」と、前向きな姿勢をのぞかせた。
2019-07-12 22:48:00Z
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201907130000120.html
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