高速深夜割、走行分に限定午後10時～午前5時対象｜共同通信 - 共同通信

Uターンラッシュなどで東京方面（奥）へ向かう車で混雑する東名高速道路海老名サービスエリア（中央）付近＝2022年5月5日午後7時

　国土交通省は2024年度中に高速道路の深夜割引を見直す。対象時間帯に少しでも走れば全ての走行分をまとめて割り引く方式はやめ、時間内の走行分に限って適用。対象は午前0～4時から午後10時～午前5時に広げる。割引率は30％のままとする。この見直しにより負担増となるケースが出るため、長距離割引を拡充し、400キロを超えて走行する場合は最大50％引きにする。関係者が19日、明らかにした。

　深夜割引を受けようとするトラックが対象時間になるまで料金所手前に待機し、車線をふさぐ問題の解消につなげる。運転手の残業規制強化で人手不足が予想される24年問題回避の狙いもある。

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