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王将戦限定、掛川城の御城印が人気 早朝から長蛇の列、ネット転売も - 毎日新聞

藤井聡太王将と羽生善治九段の揮毫などが入った王将戦特別限定御城印=静岡県掛川市で2023年1月8日午後2時50分、待鳥航志撮影 拡大
藤井聡太王将と羽生善治九段の揮毫などが入った王将戦特別限定御城印=静岡県掛川市で2023年1月8日午後2時50分、待鳥航志撮影

 静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)第1局を記念し、掛川城で「王将戦特別限定御城印」(1300円)が販売されている。初日の8日には早朝から約500人のファンが長蛇の列を作った。一方で、インターネット上では高額で転売するケースも出ている。

 藤井聡太王将(20)と挑戦者の羽生善治九段(52)の揮毫(きごう)と落款が入った限定品。掛川産のヒノキ柾目(まさめ)で作られたシート「木晴ら紙」を使い、計3000部を販売する。

王将戦特別限定御城印を買おうと掛川城に詰めかけた人たち=静岡県掛川市で2023年1月8日午前8時21分、待鳥航志撮影 拡大
王将戦特別限定御城印を買おうと掛川城に詰めかけた人たち=静岡県掛川市で2023年1月8日午前8時21分、待鳥航志撮影

 8日は午前5時台から将棋ファンが並び始めたといい、同9時の販売開始から1時間ほどで約1000部が売れた。初日の売れ行きとしては、御城印を初めて販売した昨年の4倍以上だという。在庫の問い合わせが相次いでおり、掛川城公園管理事務所の木曽美雪所長は「このお二人の名前が入っているのは特別。将棋の街・掛川が盛り上がるきっかけになれば」と語る。

 8日午後に岐阜県内から訪れた公務員の女性(52)は「売り切れていないか心配だったが、買えてうれしい。藤井王将も羽生九段も達筆ですね。2人とも頑張ってほしい」と話していた。販売は売り切れ次第終了。問い合わせは掛川城公園(0537・22・1146)。【待鳥航志】

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